赤ちゃんは生後5-6ヶ月から何かを見つけるとまず触って確かめたくなります。さらに口に入れて確かめるクセがあり、時にはそれを飲み込んでしまうことがあります。
赤ちゃんの口は最大直径4cmまで入ります。4cmはトイレットペーパーの芯とほぼ同じであり、確認の際に利用できます(下図「政府広報オンライン」より引用)。
まわりの大人が赤ちゃんの口に入る大きさのものを手の届くところに置かないよう注意する必要があります。
では、「子どもの手の届くところ」とは?
これは「手の届く範囲+台の高さ」で考えます。目安は以下の通りです;
1歳:約90cm
2歳:約110cm
3歳:約120cm
(下図も「政府広報オンライン」より)

もし飲み込んでしまった場合は、喉につまって窒息する可能性があります。
この場合は、
・のどを気にする仕草
・突然咳込む、ゼーゼー息が苦しそう、
・顔色が悪い
等の症状が出ます。
そして完全に喉を塞いだ場合、
・3-4分で顔色が悪くなり、
・5-6分で呼吸が止まり、
命に関わります。
気づいたら救急車を呼ぶと共に、以下の応急処置をしましょう。
<子どもが何かをのどにつまらせたときの応急処置>
【背中を叩く】1歳未満
下図のように赤ちゃんを片腕にのせもう一方の手の平の付け根で背中をしっかり叩く(5-6回を1セット)。

【腹部突き上げ法】1歳以上
子どもの背後から腕を回して片方の手を握りこぶしにし、こどものみぞおちの下にあて、もう片方の手をその上に当てて両手で腹部を上に圧迫、これを反復。

★ 参考:
・窒息事故から子どもを守る(政府インターネットテレビ)
・気道異物除去の手順(日本医師会)
<飲み込むと危険なもの>
のどや気管ににつまらなくても、飲み込むと有害なものがあります;
(例)ボタン電池・パック型液体洗剤・漂白剤・除光液・灯油・くすり・タバコ・・・
危険かどうかの判断は難しいため、ただちに以下に電話相談してください;
▢ 小児救急電話相談:#8000
▢ 日本中毒情報センター中毒110番(相談は無料ですが通話料がかかります)
つくば:029-852-9999(9~21時対応)
大阪 :072-727-2499(24時間対応)
<タバコの誤飲>
気づいた時点で上記「中毒110番」か下記に電話してください;
★「タバコ専用相談電話」;072-726-9922(24時間対応、テープ情報提供)
口の中のタバコの葉を取り除き吐かせるのが原則(水や牛乳は飲ませないでください)ですが、タバコが浸かった水を飲んだとき、2cm以上飲み込んだとき、症状(吐き気や嘔吐、ぐったりしている、顔色が悪い)等の場合はすぐに救急外来のある病院を受診してください。
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