子どもの「眠れない」「朝起きられない」に悩まされている家族の方へ。
まず、以下のことを心がけてみましょう。
■ 睡眠のスケジュール
・ふとんに入る時間・起きる時間は毎日ほぼ同じ時間になるようにしましょう。
・週末と平日の差があっても、1時間以内になるようにしましょう。
・人間の体は“寝だめ”はできません。週末寝だめをして睡眠不足を解消するのはやめましょう。
■ 日光
・毎朝、外で過ごし日光を浴びることは、正常な睡眠覚醒の体内時計(サーカディアン・リズム)を維持することに役立ちます。
■ 定期的な運動
・毎日、日中は外で活動する時間を作りましょう。
■ 昼寝
・低年齢の子どもには昼寝は必要であり、問題ありません。
・高年齢の子どもや若年層では、昼寝をすると夜の寝付きが悪くなり、夜間の睡眠を維持しにくくなるので、長時間の昼寝は避けましょう。
■ 電子メディア
・テレビ、パソコン、スマホなどによる強い視覚刺激は寝付きの妨げになるので、寝室には置かないようにしましょう。
■ 夕方の活動
・ふとんに入るまでの時間は穏やかに静かに過ごすようにつとめ、テレビゲーム(スマホゲーム)のようなエネルギーを使い興奮する活動は避けましょう。
■ カフェイン
・カフェインはふとんに入る3〜4時間は避けましょう。
・カフェインは炭酸飲料、コーヒー、アイスティー、チョコレートなどに入ってます。
★ 麦茶、ルイボスティー、十六茶には入っていません。
■ 規則正しい食事
・毎日決まった時間の食生活を心がけましょう。
・ふとんに入る1〜2時間前の食事は睡眠の妨げになります。
・お腹が空いたままでは眠れない、途中で目が覚めるため、その時間帯に食べることも仕方ない場合があります。ミルクやクッキーのような軽食ならよいでしょう。
■ ふとんに入るときの習慣
・ふとんに入るときの20〜30分間の習慣を作りましょう。
・本を読む、その日のことを話すなど、静かで楽しい活動を寝室で行いましょう。
■ 寝室の環境
・暗くして、気持ちがよく快適な静かな環境にしましょう。
・部屋の温度は23〜24℃以下で涼しめにしましょう。
・ふとんに入ったら、睡眠に関係のない勉強、電話などは控えましょう。
以上のことを試してみても、やはり眠れない・・・
お子さんが小さい場合は成人の不眠症の薬は使えないので、
当院では漢方治療を提案しています。
▶ 不眠症の漢方
<参考>
・福永道郎:日本小児科学会雑誌119(11): 1594-1603, 2015
・睡眠医療プラットフォーム;国立精神・神経医療センター:検査・治療について
まず、以下のことを心がけてみましょう。
■ 睡眠のスケジュール
・ふとんに入る時間・起きる時間は毎日ほぼ同じ時間になるようにしましょう。
・週末と平日の差があっても、1時間以内になるようにしましょう。
・人間の体は“寝だめ”はできません。週末寝だめをして睡眠不足を解消するのはやめましょう。
■ 日光
・毎朝、外で過ごし日光を浴びることは、正常な睡眠覚醒の体内時計(サーカディアン・リズム)を維持することに役立ちます。
■ 定期的な運動
・毎日、日中は外で活動する時間を作りましょう。
■ 昼寝
・低年齢の子どもには昼寝は必要であり、問題ありません。
・高年齢の子どもや若年層では、昼寝をすると夜の寝付きが悪くなり、夜間の睡眠を維持しにくくなるので、長時間の昼寝は避けましょう。
■ 電子メディア
・テレビ、パソコン、スマホなどによる強い視覚刺激は寝付きの妨げになるので、寝室には置かないようにしましょう。
■ 夕方の活動
・ふとんに入るまでの時間は穏やかに静かに過ごすようにつとめ、テレビゲーム(スマホゲーム)のようなエネルギーを使い興奮する活動は避けましょう。
■ カフェイン
・カフェインはふとんに入る3〜4時間は避けましょう。
・カフェインは炭酸飲料、コーヒー、アイスティー、チョコレートなどに入ってます。
★ 麦茶、ルイボスティー、十六茶には入っていません。
■ 規則正しい食事
・毎日決まった時間の食生活を心がけましょう。
・ふとんに入る1〜2時間前の食事は睡眠の妨げになります。
・お腹が空いたままでは眠れない、途中で目が覚めるため、その時間帯に食べることも仕方ない場合があります。ミルクやクッキーのような軽食ならよいでしょう。
■ ふとんに入るときの習慣
・ふとんに入るときの20〜30分間の習慣を作りましょう。
・本を読む、その日のことを話すなど、静かで楽しい活動を寝室で行いましょう。
■ 寝室の環境
・暗くして、気持ちがよく快適な静かな環境にしましょう。
・部屋の温度は23〜24℃以下で涼しめにしましょう。
・ふとんに入ったら、睡眠に関係のない勉強、電話などは控えましょう。
以上のことを試してみても、やはり眠れない・・・
お子さんが小さい場合は成人の不眠症の薬は使えないので、
当院では漢方治療を提案しています。
▶ 不眠症の漢方
<参考>
・福永道郎:日本小児科学会雑誌119(11): 1594-1603, 2015
・睡眠医療プラットフォーム;国立精神・神経医療センター:検査・治療について