参考にした本には、2剤併用による増強効果の例が掲載されており、
単剤で効果が今ひとつだった場合の“次の一手”として利用可能で助かります。

■ 併用による効果増強レシピ

白虎加人参湯1-2包+五苓散1-2包、頓用
・・・熱中症発症時に(冷服推奨)

清暑益気湯
3包+五苓散3包/日
・・・発汗が多く、脱水傾向のある場合に

■ 熱中症の基本漢方薬

白虎加人参湯(34):発症時:1回2包、予防:1回1包、1日3回
・・・熱中症治療・予防(高温環境下の活動時に)、全身の熱感
※ クラシエに錠剤あり

五苓散(17):発症時:1回2包、予防:1回1包、1日3回
・・・口渇、脱水
※ クラシエに錠剤あり

清暑益気湯(136):1回1包、1日3回
・・・夏負け、食欲低下、発汗

補中益気湯(41):1回1包、1日3回
・・・夏負け、食欲低下
※ ジュンコウに錠剤あり

■ 熱中症の第二選択薬

柴苓湯(114)・・・五苓散+小柴胡湯の生薬構成。発汗過多や下痢などが見られる暑気あたりに。
胃苓湯(115)・・・五苓散+平胃散の生薬構成。水瀉性の下痢に。夏場に冷たいものを摂り過ぎて下痢をして、食欲不振などを起こす場合に有効。


<参考>
すべての臨床医が知っておきたい漢方薬の使い方(安斎圭一著、羊土社)