参考にした本には、2剤併用による増強効果の例が掲載されており、
単剤で効果が今ひとつだった場合の“次の一手”として利用可能で助かります。
小児科分野の喉の違和感には、チックや咳払いのクセ(≒心因性咳嗽)も入ると考えられ、
私はそのような相談を受けると漢方薬を処方し、一定の効果を得ています。
また、副鼻腔炎として耳鼻科通院し、抗生物質漬けになっている患者さんが流れてくると、
漢方治療を提案し、こちらも一定の効果を得ています。
■ 2剤併用による効果増強レシピ
(副鼻腔炎に対して)
辛夷清肺湯3包+葛根湯加川芎辛夷3包/日
・・・鼻閉が強いときや咽頭違和感が辛夷清肺湯単剤では取れないときに併用
辛夷清肺湯3包+排膿散及湯3包/日
・・・膿性鼻汁の場合に併用
■ 咽喉頭異常感に対する基本漢方薬
半夏厚朴湯(16):1回1包、1日3回
・・・喉の異物感、喉のつかえ感、空気飢餓感、嗄声、うつ傾向
・・・咽中炙臠(炙った肉が喉に引っかかった感じ)、梅核気(梅の種が喉に引っかかって撮れない感じ)、空気飢餓感(酸素飽和度は正常だが、息苦しい感じが取れない)によって引き起こされる咳に有効
・・・半夏は食道・胃・気道の余分な水を排除し、気分を晴らすが、乾かす生薬なので咽頭管層があるときは使わない。
※ クラシエ、オースギに錠剤あり
茯苓飲合半夏厚朴湯(116):1回1包、1日3回(食前服用が効果的)
・・・GERD症状、胃もたれ、ゲップ。
・・・半夏厚朴湯証に食道下部〜胃部の症状が加わる例に有効
柴朴湯(96):1回1包、1日3回
・・・喉の異物感、気管支喘息、ストレス
・・・咽喉頭異常感症でも症状が強いときに選択
・・・気道を乾燥させる作用が強いので、口の渇きや咽頭乾燥があるときは不可
麦門冬湯(29):1回1包、1日3回
・・・痰が切れない、痰が喉にへばりつく感じ、喉がイガイガ
・・・Sjoegren症候群などの口腔乾燥にも使用可
香蘇散(70):1回1包、1日3回
・・・訴えがはっきりせず、うつ傾向がある場合に有効
・・・半夏厚朴湯が効かない場合に有効なことがある
辛夷清肺湯(104):1回1包、1日3回
・・・副鼻腔炎や後鼻漏による粘稠痰、鼻閉
・・・構成生薬はほどんと冷薬であり、炎症を抑える効果が強い(逆に冷えの訴えのある場合は使用不可)
・・・黄岑、山梔子を含む
荊芥連翹湯(50):1回1包、1日3回
・・・慢性扁桃炎、副鼻腔炎(慢性期の後鼻漏に)、膿性鼻汁
・・・青年の面皰や酒皶に有効
・・・副鼻腔炎の初期には葛根湯加川芎辛夷や辛夷清肺湯を選択
<参考>
・すべての臨床医が知っておきたい漢方薬の使い方(安斎圭一著、羊土社)
単剤で効果が今ひとつだった場合の“次の一手”として利用可能で助かります。
小児科分野の喉の違和感には、チックや咳払いのクセ(≒心因性咳嗽)も入ると考えられ、
私はそのような相談を受けると漢方薬を処方し、一定の効果を得ています。
また、副鼻腔炎として耳鼻科通院し、抗生物質漬けになっている患者さんが流れてくると、
漢方治療を提案し、こちらも一定の効果を得ています。
■ 2剤併用による効果増強レシピ
(副鼻腔炎に対して)
辛夷清肺湯3包+葛根湯加川芎辛夷3包/日
・・・鼻閉が強いときや咽頭違和感が辛夷清肺湯単剤では取れないときに併用
辛夷清肺湯3包+排膿散及湯3包/日
・・・膿性鼻汁の場合に併用
■ 咽喉頭異常感に対する基本漢方薬
半夏厚朴湯(16):1回1包、1日3回
・・・喉の異物感、喉のつかえ感、空気飢餓感、嗄声、うつ傾向
・・・咽中炙臠(炙った肉が喉に引っかかった感じ)、梅核気(梅の種が喉に引っかかって撮れない感じ)、空気飢餓感(酸素飽和度は正常だが、息苦しい感じが取れない)によって引き起こされる咳に有効
・・・半夏は食道・胃・気道の余分な水を排除し、気分を晴らすが、乾かす生薬なので咽頭管層があるときは使わない。
※ クラシエ、オースギに錠剤あり
茯苓飲合半夏厚朴湯(116):1回1包、1日3回(食前服用が効果的)
・・・GERD症状、胃もたれ、ゲップ。
・・・半夏厚朴湯証に食道下部〜胃部の症状が加わる例に有効
柴朴湯(96):1回1包、1日3回
・・・喉の異物感、気管支喘息、ストレス
・・・咽喉頭異常感症でも症状が強いときに選択
・・・気道を乾燥させる作用が強いので、口の渇きや咽頭乾燥があるときは不可
麦門冬湯(29):1回1包、1日3回
・・・痰が切れない、痰が喉にへばりつく感じ、喉がイガイガ
・・・Sjoegren症候群などの口腔乾燥にも使用可
香蘇散(70):1回1包、1日3回
・・・訴えがはっきりせず、うつ傾向がある場合に有効
・・・半夏厚朴湯が効かない場合に有効なことがある
辛夷清肺湯(104):1回1包、1日3回
・・・副鼻腔炎や後鼻漏による粘稠痰、鼻閉
・・・構成生薬はほどんと冷薬であり、炎症を抑える効果が強い(逆に冷えの訴えのある場合は使用不可)
・・・黄岑、山梔子を含む
荊芥連翹湯(50):1回1包、1日3回
・・・慢性扁桃炎、副鼻腔炎(慢性期の後鼻漏に)、膿性鼻汁
・・・青年の面皰や酒皶に有効
・・・副鼻腔炎の初期には葛根湯加川芎辛夷や辛夷清肺湯を選択
<参考>
・すべての臨床医が知っておきたい漢方薬の使い方(安斎圭一著、羊土社)
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