漢方を勉強する医師は誰でも知っている「寺澤の気血水スコア」。
千葉大学の寺澤捷年先生が作成したもので、「絵で見る和漢診療学」という書籍に収められています。
これは膨大なデータから抽出した症状・所見と気血水証の関連を数字化したものです。
いつでも見やすいように備忘録として残しておきます。



(応用例)
思春期に問題になる「起立性調節障害」の診断基準の各項目に当てはまる気血水の病態を考えてみると、以下のようになります;
1.たちくらみ・めまい → 水毒
2.立位が長いと気分不快、転倒 → 水毒
3.湯あたりしやすい(短い入浴) → 水毒
(嫌なことを見聞きすると気分不快)
4.動悸・息切れしやすい → 気逆・血虚
5.朝起き不良、午前中調子が悪い → 気うつ
6.顔色が悪い → 血虚
7.食欲不振 → 気虚・脾虚
8.腹痛を反復 → 脾虚
9.だるい・疲れやすい → 気虚・脾虚
10.頭痛を反復 → 水毒
11.乗り物酔い → 水毒
以上より、起立性調節障害を漢方医学的に考察・解析すると、
①(水毒+脾虚)体質の子どもが、
② 思春期に強いストレスにさらされて、
③ 気の異常(気逆・気うつ・気虚)をきたす
という病態が見えてきます。
3の(嫌なことを見聞きすると気分不快)は誰でもありそうですが、あえて漢方概念に当てはめれば、気うつ〜気虚でしょうか。
各用語の意味は、
水毒:水分バランスがうまく取れない
脾虚:胃腸虚弱
ストレス反応の経過
最初はあらがう → 気逆
ガップリよつで対峙 → 気うつ
気力を消耗 → 気虚
・・・そして各病態に対応する薬が、漢方には用意されています。
水毒:苓桂朮甘湯(39)
脾虚:小建中湯(99)
気逆:苓桂朮甘湯(39)、柴胡桂枝湯(10)、柴胡加竜骨牡蛎湯(12)
気うつ:半夏厚朴湯(16)
気虚:補中益気湯(41)
これらを組み合わせて処方しています。
千葉大学の寺澤捷年先生が作成したもので、「絵で見る和漢診療学」という書籍に収められています。
これは膨大なデータから抽出した症状・所見と気血水証の関連を数字化したものです。
いつでも見やすいように備忘録として残しておきます。



(応用例)
思春期に問題になる「起立性調節障害」の診断基準の各項目に当てはまる気血水の病態を考えてみると、以下のようになります;
1.たちくらみ・めまい → 水毒
2.立位が長いと気分不快、転倒 → 水毒
3.湯あたりしやすい(短い入浴) → 水毒
(嫌なことを見聞きすると気分不快)
4.動悸・息切れしやすい → 気逆・血虚
5.朝起き不良、午前中調子が悪い → 気うつ
6.顔色が悪い → 血虚
7.食欲不振 → 気虚・脾虚
8.腹痛を反復 → 脾虚
9.だるい・疲れやすい → 気虚・脾虚
10.頭痛を反復 → 水毒
11.乗り物酔い → 水毒
以上より、起立性調節障害を漢方医学的に考察・解析すると、
①(水毒+脾虚)体質の子どもが、
② 思春期に強いストレスにさらされて、
③ 気の異常(気逆・気うつ・気虚)をきたす
という病態が見えてきます。
3の(嫌なことを見聞きすると気分不快)は誰でもありそうですが、あえて漢方概念に当てはめれば、気うつ〜気虚でしょうか。
各用語の意味は、
水毒:水分バランスがうまく取れない
脾虚:胃腸虚弱
ストレス反応の経過
最初はあらがう → 気逆
ガップリよつで対峙 → 気うつ
気力を消耗 → 気虚
・・・そして各病態に対応する薬が、漢方には用意されています。
水毒:苓桂朮甘湯(39)
脾虚:小建中湯(99)
気逆:苓桂朮甘湯(39)、柴胡桂枝湯(10)、柴胡加竜骨牡蛎湯(12)
気うつ:半夏厚朴湯(16)
気虚:補中益気湯(41)
これらを組み合わせて処方しています。
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