漢方薬を飲ませる際に、マルツエキスを使う方法を紹介します。

マルツエキスはサツマイモを原料とした麦芽糖(マルトース)です。

生後1ヶ月から使用可能で、見た目は水あめ状です。 

赤ちゃんの便秘対策や栄養補給目的で使用されてきた歴史の長い、食品に近い薬です。

砂糖に比べて3割程度の甘さしかなく、歯のケアを行えば虫歯になる可能性は低く、またカロリーも低いため、続けて服用しても肥満になる心配はありません。

副作用はほとんど報告されていませんが、お腹が張ったり便が緩くなりすぎるときは一旦中止してご相談ください。


<具体的な方法>

推奨順→

1

2

3

月齢・年齢

(↓)

マルツエキスと漢方薬をそのまま練り混ぜて飲ませる(★)

マルツエキスと漢方薬を少量ので溶かして飲ませる

マルツエキスと漢方薬をお湯で溶かし、ひと肌に冷ましてから飲ませる

1~3ヶ月


小さじ1杯程度のお湯で溶かし、スポイトなるべく口の奥にたらす。

お湯20-50mlで溶かし、哺乳瓶で。


★ 一度に飲めないときは数回に分けて飲ませましょう。1回分をそのたびにお湯で溶かしてもよし、1日分をまとめて溶かして2回に分けて飲ませてもよし

冷蔵庫保存すれば1日は大丈夫です。

3~6ヶ月

練り混ぜたもの少量を小さなスプーンに乗せてほっぺたの内側奥のほう、あるいは上あごになすり付ける。

6ヶ月

~1歳


1~3歳

練り混ぜてスプーンで与える。

お湯50~100mlに溶かし哺乳瓶マグで。

 

(★)漢方薬のツブツブ感を嫌がるようなら、混ぜる前にスプーンの裏やすりこぎでつぶしましょう。ただし、エキス剤にコーティングされている乳糖がはがれるので味が強くなる欠点があります。