ある統計では、鼻を正しくかめる子どもの割合は50%程度だそうです(ちなみにお母さんも60%台とあまり高くありません)。
鼻かみは風邪対策の基本ですから、ぜひマスターしましょう。
■ 鼻を “正しく” かむとこんな効果があります
・中耳炎、副鼻腔炎(=蓄膿症)の治りがよくなり、再発予防になります。
・後鼻漏(鼻が寝ている間に喉に落ちること)による夜間/早朝の咳がよくなります。
■ 3歳近くなったら鼻のかみ方を教えましょう(1歳半から可能という説も)
・ちぎったティッシュを使って、“一緒に”遊びながら教えるのがポイント。
・最初からうまくできる子どもはいません。しんぼう強く繰り返して教えましょう。
<練習方法>
子どもは「鼻息で何かをする」という動作に慣れていません。まず口で息を吐く動作を覚えさせ、次に鼻で息を吐くステップを踏んだ方がスムーズにいくようです。
1.口で息を吹いてティッシュが揺れることを見せて&やらせてみましょう。
2.口をぎゅっとしたまま鼻からフン!と息を吐く動作を見せて&やらせてみましょう。
3.ティッシュを鼻の前にかざしてフン!、鼻息で揺れたら褒めてあげましょう。
4.いよいよ片方の鼻を押さえて「チーン」に挑戦。
※ ティッシュではなく風車でも何でもOKです。
<正しい鼻のかみ方>
いよいよはなかみに挑戦です。周囲の大人でも“正しいはなかみ”ができている人は、実は少ないんです。
1.鼻をかむ前に、口から大きく息を吸う。
2.口をしっかり閉じてかむ。
3.反対の鼻を押さえて、片方ずつかむ。
4.一度に力まかせにかまない。ゆっくり小刻みに少しずつかむ。
5.鼻水を出し切るまで繰り返しかむ。
※ 「片方ずつ」「小刻みに少しずつ」「繰り返し」がポイントです。
※ 鼻水が固まって出てこないときは、暖かい濡れタオルを鼻の付け根に5分くらい当てたり、鼻の近くで蒸しタオルの蒸気を吸ったりすると通りがよくなることがあります。
■ 悪い見本
❌️ 両方一度にかむ ・・・細菌/ウイルスを鼻の奥に押し込んで副鼻腔炎/中耳炎の原因に
❌️ 力まかせにかむ ・・・鼻血が出たり、耳が痛くなったり、中耳炎の原因に
❌️ 鼻をほじる ・・・鼻血が出たり、キズに菌が付いてとびひになったり
❌️ 鼻をすする ・・・細菌/ウイルスを鼻の奥に押し込んで副鼻腔炎/中耳炎の原因に
■ うまくかめているはずなのに鼻水が出てこないとき
「アレルギー性鼻炎による鼻閉」「アデノイド肥大(イビキを伴う)」などの可能性がありますので、診察を受けましょう。
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