カテゴリ:感染症 > 新型コロナ

★ 12歳未満の小児に処方できる内服薬は、2025年12月現在、存在しない。

(凡例)
 ① 投与対象
 ② ワクチン未接種者への有効性
 ③ ワクチン接種者への有効性
 ④ 一緒に服用してはいけない薬
 ⑤ 妊婦への投与

ラゲブリオ
① 重症化リスクのある軽症〜中等症Iの18歳以上
② 入院・死亡リスク30%減
③ (未評価)
④ なし
⑤ 禁忌

パキロビッド
① 重症化リスクのある軽症〜中等症Iの12歳以上・40kg以上
② 入院・死亡リスク89%減
③ 救急受診・入院。重症化・死亡リスク約50%減
④ 39種類
⑤ 禁忌ではない
 
ゾコーバ
① 重症化リスクのない軽症〜中等症Iの12歳以上
② (未評価)
③ 症状回復期間を24時間短縮
④ 36種類
⑤  禁忌


オミクロン株以降の新型コロナ、小児患者の特徴 (2023年4月)

long-covid(新型コロナ後遺症)の漢方治療(2023.4.17)

オミクロン株への子どもの新型コロナワクチンの効果・副反応 (2023年4月)
 

★ 上記以前の記事まとめ


【新型コロナ】
long-covid(新型コロナ後遺症)の漢方治療(2023.4.17)

子どもの症状>
(2023年4月)オミクロン株以降の新型コロナ、小児患者の特徴 
(2022年11月)子どもの新型コロナ感染症~軽い?重い?ワクチンは必要?

<子どもへのワクチン>
(2023年4月)オミクロン株への子どもの新型コロナワクチンの効果・副反応 

(2022年11月)子どもへの新型コロナワクチン、効果と副反応

(2022年1月)5-11歳の子どもへの新型コロナワクチンを迷われている方へ
(2021年8月)子ども(全体)への新型コロナワクチン接種について

(2021年7月)新型コロナワクチン、デマに注意!

long-covid(新型コロナ後遺症)の治療について、
西洋医学では治療は確立されていません。

しかし漢方医学では、
「体と心の不調」
として、古くから体調不良に対する治療が行われてきたため、
どんな症状にも対応可能です。

私は小児科ですが、
COVID-19罹患後に症状が続く患者さんには、
漢方薬中心に診療してきました。

この度、整理すべく調べてみると、
各漢方専門医により使う漢方薬が微妙に異なることに気づきました。
まあ、亜急性期は柴胡剤、
慢性期は補剤中心という基本は変わらないのですが。

いくつか紹介します;

1.渡辺賢治Dr.
日本臨床漢方医会」の啓蒙動画配信を視聴し、
ポイントと思われることを抜粋しました。 
扱われている症状は、
・嗅覚・味覚障害
・咳嗽・呼吸困難
・倦怠感・ブレインフォグ
です。 
急性期・亜急性期と慢性期に区別して、
漢方薬を使い分けているのがポイント。
急性期と亜急性期は炎症を抑える柴胡剤中心に様々な方剤を使用し、
慢性期には消耗した体力を補う補剤の使用を推奨しています。


<嗅覚・味覚障害の漢方治療>
 
・急性期から用いることで嗅覚障害の回復は早まる。

① (発症後2ヶ月くらいまで)上気道に炎症が残っている場合
葛根湯/葛根湯加川芎辛夷】急性期で用いる。解熱しても鼻炎症状/鼻閉が残る場合。
麻黄附子細辛湯】高齢者/体力がない人で鼻炎症状が残る場合
※ 2週間以上継続処方が必要な場合は桂枝湯と併用する(桂姜棗草黄辛附湯
小柴胡湯/小柴胡湯加桔梗石膏】咳・痰などが残る場合
柴胡桂枝湯】小柴胡湯より体力がない場合

② (発症後2ヶ月を超えて症状が固定)嗅覚・味覚障害のみが残存する場合
 → 漢方的見方で全身状態を改善する
補中益気湯】倦怠感・食欲不振
十全大補湯】倦怠感+脱毛、皮膚のつやがない
四君子湯/六君子湯】食欲不振、胃腸虚弱
柴胡加竜骨牡蛎湯/桂枝加竜骨牡蛎湯】自律神経の乱れ(腹部動悸)
加味逍遥散】不安・不眠
当帰芍薬散】体力がない・冷え・むくみ(嗅覚障害診療ガイドラインに掲載されている)


<咳嗽・呼吸困難の漢方治療>

・咳嗽・呼吸困難の時間経過を評価する。
① 急性期:発症から4週間
② 亜急性期:4週間〜3ヶ月
③ 慢性期:3ヶ月以上

①と②:発症から3ヶ月まで(解熱したが咳と痰が残る)
小柴胡湯
・咽頭痛があれば小柴胡湯加桔梗石膏を考慮。
・1〜2週間投与。
柴胡桂枝湯
・小柴胡湯より体力がない人に適用。
・頭痛・関節痛などが残る(遷延する)例に。
・咽頭痛があれば桔梗石膏を併用する。

②と③:発症後1か月以上遷延する咳と痰
麦門冬湯
・一度咳が始まると顔が真っ赤になるまで咳が止まらない(大逆上気)。
・乾いた痰が絡みつき、痰を出すのに苦労する。
麻杏薏甘湯
・痰があまり多くない咳で気道狭窄を伴う、喘鳴がある。
清肺湯】痰が多い例。
・痰が多い慢性気道炎症に対して用いる。
・気管支拡張が強く痰が多い場合には第1選択薬となる。
竹筎温胆湯
・咳・痰だけが残り、夜横になると咳き込む。

〜全身状態(疲労倦怠、体重減少、筋量の低下)を評価して補剤を追加する。
補中益気湯
・疲労倦怠が強い例。
・ほかに微熱、寝汗、食欲不振など。
十全大補湯
・(補中益気湯の使用目標)+皮膚のつやがない、脱毛。
人参栄養湯
・(十全大補湯の使用目標)+呼吸器症状が強い、動悸がして眠れない。

③:慢性期(3ヶ月を超えて呼吸困難が持続する例)
・補剤治療(補中益気湯人参養栄湯)を主とする。
・食欲がなければ四君子湯六君子湯などで体重を戻す。
・咳の症状が残る場合は麦門冬湯清肺湯などを適宜加える。


<倦怠感・ブレインフォグ>

・西洋医学的には慢性疲労症候群に類似した病態が疑われています。

▢ 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)
・長期間疲労感が続き、全身の脱力、少し動いただけで寝込んでしまう(post-exertional malaise)、不眠、記憶障害、集中力障害など多彩な症状により、日常生活が送れなくなる。
・ブレインフォグ(集中力低下、記銘力低下、読字障害、処理能力低下)
・原因は不明だが、風邪症状に続いて起こることがあるので、ウイルス感染が原因になると考えられている。
・治療法が確立していないため、治療に難渋する。

漢方医学的には、疲労倦怠感は気虚(気の不足)・血虚(血の不足)と捉え、
それらを補う(=補剤)方剤が使用されます。

気虚
・根元の気が全身的に不足している状態。
・元気が出ない、気力がない、体がだるい、疲れやすい、食欲・意欲がない。
・日中の眠気(特に食後)
(方剤)人参湯、六君子湯、四君子湯、補中益気湯、小建中湯

血虚
・血液が栄養を運べなくなる。
・爪がもろい、貧血、集中力低下
・こむら返り、過少月経
・皮膚のかさつき、白髪、脱毛。
(方剤)四物湯、芎帰膠艾湯

気虚+血虚 → 十全大補湯、人参養栄湯
気虚<血虚 → 大防風湯(痛みを目標)

▢ 三大補剤
補中益気湯】気虚に対する補気
十全大補湯】気血両虚に対する補気・補血
人参養栄湯】十全大補湯のバリエーション:+遠志(中枢へ作用)+五味子(呼吸器に作用)

▢ long-covid における自律神経異常(腹部動悸)
・長引く倦怠感で回復の道筋が見えないストレスで、交感神経の亢進状態が続く可能性もある。
・腹部動悸が著明であれば、まずは自律神経のバランスを整える。
(方剤)柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加竜骨牡蛎湯
    抑肝散、抑肝散加陳皮半夏


 <参考>
(NPO法人「筋痛性脳脊髄炎の会」)


2.松田正Dr.

参考図書に記載のある症状は、
・倦怠感
・食欲不振
・嗅覚・味覚障害
・抜け毛
です。
嗅覚障害に対して当帰芍薬散を第1選択薬とし、
それに補剤を併用するスタンスです。
どのくらいの期間で効果判定すべきかも提示されており、
その点、親切です。

倦怠感)→ 補中益気湯
食欲不振)→ 六君子湯(食直前内服で効果アップ)
 → 1週間内服後、効果判定

嗅覚障害)→ 当帰芍薬散併用
味覚障害) → 補中益気湯あるいは六君子湯
 → 症状が完全に軽快するまで内服継続(最低でも2週間、長いと1ヶ月)

※ 味覚・嗅覚障害は症状発現後1ヶ月以内に治療を開始することが重要。そして漢方薬を2週間内服しても効果が乏しければ基幹病院や後遺症専門外来へ紹介。
※ 症状発現後1ヶ月以上経過した例でも、1ヶ月内服で効果を認めなければ後遺症専門外来へ紹介。

現場では、
補中益気湯+当帰芍薬散
六君子湯+当帰芍薬散
の組み合わせ処方が多い。

抜け毛
→ 第一選択:十全大補湯
※ 東洋医学的に「抜け毛」は血虚と捉える。
※ 十全大補湯に入っている地黄という生薬が胃に触ることがある。
→ 第二選択:人参養栄湯
→ 第三選択:補中益気湯+当帰芍薬散


<参考>
▢ 「急性疾患にすぐ効く“特選”漢方薬」(日経BP、2023年発行)

注意1)この内容は群馬県居住の小児患者向けです。
注意2)「検査が陽性」とは、
1.PCR検査陽性
2.抗原検査キット「医薬品」が陽性
を意味します。抗原検査キット「研究用」は無効です。

<保健所からの連絡対象の変更(2022年9月26日)>
(詳しくは群馬県HPをご覧ください)

・9/25以前は医療機関が保健所に報告し、保健所から患者さんへSMSで連絡がありました。

・9/26以降は「入院した方」「重症化リスクのある方」以外、保健所から連絡はありません! 
・行政からの支援(※)を希望する方は、自分で下記へ電話連絡あるいは登録してください。
スクリーンショット 2022-09-25 13.33.38

※ 行政支援の内容
・健康相談
・生活支援(食料品)
・体調悪化時の受診案内
・宿泊療養施設の入居調整など

<陽性者の自宅療養と隔離期間>

・検査で陽性になった場合は隔離・自宅療養が必要です。

・お薬ご希望の方は、当院の電話診療をご利用ください。

隔離解除は発症した翌日から数えて7日間以上経過し、かつ症状軽快から24時間以上経過が条件です。

・10日間は感染リスクが残りますので、その間は自主的な感染予防行動を続けてください。

厚生労働省HPより)
000987044

<濃厚接触者と隔離期間>

・同居家族は基本的に濃厚接触者となります。

濃厚接触者の隔離期間は、

発症した翌日から数えて5日間(6日目に隔離解除)

隔離2日目/3日目の抗原定性検査が両方陰性の場合は3日目に隔離解除

 →ただし①②いずれの場合であっても7日間を経過するまでは検温など自身による健康状態の確認などを行うこと。

石川県HPより)
濃厚接触者自宅待機:石川県

<陽性になったあなたと(同居家族以外で)濃厚接触した人がいる!>

・あなたと濃厚接触(1m以内で十分な感染予防なしで15分以上の接触)したと思われる方がいれば、あなたがその人に連絡してあげてください。

(作成:2021.8.29)

新型コロナウイルスのデルタ株の登場と蔓延で、子どもを取り巻く状況が変化し、考え方をアップデートする必要が出てきました。

デルタ株は従来株と比較すると、

1.子どもにも感染しやすい
2.子ども同士でもうつしやすい
3.子どもから大人へも感染しやすい
3.従来株より症状が出やすい
4.ワクチンを接種してもかかることがある(しないより頻度はとても少ない)


という特徴を持ちます。

従来株より排出するウイルス量が増えたので、感染しやすくなりました。
しかしそれでも大人→ 子どもの感染の方がまだ多い。

従来株より症状が出やすい傾向はありますが、
重症化率は従来株同様、低いままで変わらないことをデータが示しています。
アメリカ小児科学会によると、子どもでは新型コロナによる死亡や入院はなお非常にまれとみられ、入院にいたる割合は全体の0.1~1.9%、死亡にいたる割合は0.00~0.03%にとどまっています(Forbes Japan:2021.9.9)。

メディアから「子どもだから安全」と言い切れなくなってきた・・・
という表現を見かけますが、
いやいや、見方を変えれば「子どもにもふつうに感染するウイルスになった」だけで、
今までの従来株の特徴がウイルス学的に例外だったとも言えます。

さて、デルタ株への置き換わりも考えた場合、
子どもにワクチンを接種しない選択もありでしょうか?

いえいえ、ワクチン接種の重要性は変わりません。
ファイザー社製ワクチンによる2回接種時の発症予防効果は、
アルファ株で93.7%、デルタ株で88.0%と報告されています。

デルタ株に対しても季節性インフルエンザの有効率(約50%)を大きく上回り、

1.自分を守る
2.周りの人も守る
3.生活制限・自粛生活を緩めて元の生活を取り戻す


には、ワクチンが最も有効な方法です。
大人の場合と比較して「自分を守る」より「周りの人も守る」の要素が大きくなるかもしれませんが、
周りの大人(保護者)が入院していなくなると子ども自身が困ってしまうので、結局は間接的に自分を守ることになります。

子どもを含めて我々の取るべき道はワクチンを接種し、
かつ以下の感染対策を続けること;

1.接触感染対策の手洗い
2.飛沫感染対策のソーシャル・ディスタンス(2m)
3.(屋内)飛沫感染対策の不織布マスク
4.(屋内)エアロゾル対策の換気

そうすれば、感染リスクは限りなく小さくできます。 
逆にそれができなければ、感染拡大の勢いは止まりません。 
今後の状況は、「ワクチン接種&感染対策続行」というこの単純なことを、日本人が実行できるかどうかにかかっています。 


<参考>
■ 子どもは新型コロナワクチンを接種した方が良い? 接種するメリットとデメリット
忽那賢志:2021/8/29
■ 
新型コロナワクチンによる『心臓に炎症を起こすリスク』を、どのように考えれば良いですか?
堀向健太:2021/8/10) 

(最終更新:2021.8.3)
 
子どもは罹っても軽くすむし、ワクチンの副反応は若い人ほど強く多いから接種する必要はないのでは?
と子どもへのワクチン接種を迷われている保護者が多いと思います。

 そんな方々に「ワクチンについてどう向き合うべきか」を考える材料になればと思い、この文章を書いています。

 さて、ひとつ質問させてください。
現在の厳しい感染対策・自粛生活は何のために行っているのでしょう?
 ・・・それは「自分が罹らないため」が基本ですが、同時に「まわりの人にうつさないため」ですよね。

 新型コロナウイルスが世界的に大流行して制圧できない最大の理由は「知らない間にまわりの人にうつしてしまう」から。 これが季節性インフルエンザなどのほかの感染症と違う、新型コロナの賢い生き残り戦略です。

 罹った時点では被害者ですが、しかし同時にその気は無くても加害者になってしまいます。そして自分は軽く済んでも、まわりの人たちが軽く済むとは限りません。

 このために、大人たちは繰り返し緊急事態宣言まん延防止等重点措置の生活を余儀なくされ、子どもたちは窮屈な学校生活を強いられているのです。


 新型コロナが登場後、学校生活は一変しました。運動会や合唱コンクール、修学旅行の思い出のない思春期なんて・・・その時間を将来取り戻すことはできません。
 この感染対策・自粛生活を終わらせて元の生活を取り戻すためにはどうしたらよいでしょう?

 ある集団・地域の人々の「7割」の人が新型コロナに対する免疫を持つと流行が収まる、と専門家は分析しています。
 そして免疫を得る方法は、“自然感染”することと“ワクチン接種”の二択。

 学校単位で考えてみると・・・
① 7割の子どもが自然感染する
② 7割の子どもがワクチンを接種する
 のいずれかで流行しなくなり、感染対策をゆるめることが期待できそうです。

 ①には年単位の長い時間がかかり、その間感染対策をずっと続けることになります。
 一方、②はその気になれば数ヶ月で完了します。
 どちらを選ぶかは自由です。ワクチン接種は強制ではありません。


 以上、ワクチン接種の要否を考えるポイントは、「病気の重症度」と「ワクチンの効果・副反応」だけでなく、感染対策に伴う「子どもの生活スタイル」という要素も大切ではないかと思います。

 最初の質問、
子どもは罹っても軽くすむし、ワクチンの副反応は若い人ほど強く多いから接種する必要はないのでは?
に対する現時点での私の答えとして、
確かにその通りです。でもワクチン接種により現在の生活制限・自粛生活をゆるめることが期待できます。子ども自身の生活スタイルを元に戻していろんな思い出を残すためには、ワクチン接種が役に立ちます。
と記しておきます。


 以下に自然感染とワクチン接種の比較ポイントを書き出してみました。
 これを機会にワクチン接種について子どもと一緒に考え、話し合ってみませんか。 

自然感染

(メリット)
 軽症で終わることが多い。

(デメリット)
 合併症(注1)のリスクあり
 後遺症(
注2)のリスクあり
 軽症・無症状でも10日間の隔離が必要


ワクチン

(メリット)
 感染するリスク激減
 感染させるリスク減少
 感染対策(マスク着用)緩和
 自粛生活・生活制限緩和(運動会・合唱コンクール・修学旅行の再開、旅行・海外渡航制限の解除)

(デメリット)
 接種後数日間、副反応(注3)が出やすい 



注1)小児〜若年者で報告されている合併症;
MIS-C(小児多系統炎症性症候群):0.1%に発生、新型コロナに感染した小児が回復後1ヶ月くらい経ってから発症する
川崎病に似た病気発熱、皮疹、結膜充血、心筋障害、腎障害など全身に強い炎症を起こす)。川崎病より発症年齢が高い(川崎病は2-3歳、MIS-Cは9-10歳がピーク)。

心筋炎:発生頻度は、自然感染:約2%、ワクチン接種後:約0.005%
 (自然感染での発生率はワクチン接種後の400倍) 
★ 2021年
8月25日にイスラエルの研究者が『ニューイングランド医学誌』に発表した研究によれば、コロナワクチンを接種することで心筋炎・心膜炎のリスクは3.24倍上昇するが、コロナに罹患した場合そのリスクは18.3倍増加する。 

 

注2ノルウェーの自然感染自宅待機者(≒軽症者)の6ヶ月後の後遺症データによると、0-15歳の小児では「味覚・嗅覚障害」「胃の異常」以外は報告されていません。 


味覚・嗅覚障害

倦怠感

息切れ

集中力低下

頭痛

記憶障害

めまい

胃の異常

睡眠障害

動悸

0-15歳

13%

6%

16-30歳

6%

21%

13%

13%

11%

11%

7%

5%

5%

3%

 

注3ファイザー社ワクチンの12-15歳の副反応のデータを下表に示します。接種翌日をピークに、1週間ほどで改善します。なお、長期的な副反応は、現在のところ証明されたものはありません。


痛み

発赤

腫れ

発熱

倦怠感

頭痛

筋肉痛

関節痛

下痢

嘔吐

1回目

87%

6%

7%

10%

60%

55%

24%

10%

8%

3%

2回目

79%

5%

5%

20%

66%

65%

32%

16%

6%

3%


また、年齢に関係なく集計された
アナフィラキシーの頻度は、
新型コロナワクチン)100万人あたり5人(ファイザー社)、100万人あたり2.8人(モデルナ社)
季節性インフルエンザワクチン)100万人あたり1.3人
とインフルワクチンよりやや多いデータですが、確率は0.0005%と非常に希です。
一方、他の薬剤と比較すると、
ペニシリン系抗菌薬)100万人あたり100〜500人
と一般臨床で使われている抗生物質の100分の1の頻度と低いことがわかります。
なお、学童期の食物アレルギーによるアナフィラキシーは1000人に1人と報告されていますから、
食物アレルギー)100万人あたり1000人
と、新型コロナワクチンの200倍・・・とても多いことがわかります。


★ 子どもの新型コロナ感染の5-7割は
家庭内感染(学校より家庭の方が危険!)です。子どもを守るためには、まず周囲の大人がワクチン接種をしましょう。
★ ワクチンをめぐる様々なウワサが気になる方は、次項の「新型コロナワクチン、デマに注意!」もお読みください。  



<参考>
12 歳以上の小児への新型コロナウイルスワクチン接種についての提言
日本小児科医会:2021.6.16) 

新型コロナワクチン子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~
日本小児科学会:2021.6.16)

新型コロナウイルスワクチン接種後の急性心筋炎と急性心膜炎に 関する日本循環器学会の声明
(日本循環器学会:2021.7.21)

■ 「
子どもの後遺症、生理中の接種…若い世代とワクチンで知っておきたいこと
(BUSINESS INSIDER:2021.6.22)

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